8月22日「Jリーグ勝敗」予想(1)鹿島「不敗神話」崩壊か、王者の弱点を襲う福岡の刺客!2連敗の名古屋vs天敵のG大阪、因縁バトルに「波乱」の予兆!
王者・鹿島アントラーズの劇的勝利はいつまで続くのか? 絶好調に見えるチームに潜む「落とし穴」とは……。さらには開幕2連敗に苦しむ名古屋グランパスと天敵・ガンバ大阪の激突まで! 激動のJ1第3節を徹底分析。過去の相性や戦術の噛み合わせから、大波乱が巻き起こる予感の注目カードを大予想!
■鹿島の連勝がストップ!? 劇的勝利の裏に潜む「致命的な弱点」と福岡の刺客
鹿島アントラーズが、開幕からさすがの勝負強さを見せつけている。2試合連続で後半アディショナルタイムに決勝点を奪い、鮮烈な逆転勝ち。まさに「ディフェンディングチャンピオン」たる力強さだ。
だが、この神がかり的な連勝劇は、いつまで続くのか。もしかすると今節、誰もが予期せぬ「落とし穴」が待っているかもしれない。
今回鹿島がホームに迎えるのは、アビスパ福岡。通算対戦成績は25勝8分6敗と鹿島が圧倒しており、ホームに至っては過去「1度」しか敗れたことがない超得意な相手だ。
しかし、今節は非常に危険な予感が漂う。両チームの直近の戦いぶりを精査すると、あまりにも相性が悪すぎるのだ。
粘り強く逆転勝ちを収めてきた鹿島だが、裏を返せば「2試合連続で先に失点している」ということ。しかも共通しているのは、いずれもサイドを破られて攻略されている点だ。
一方の福岡は、前節3得点を挙げて今季初勝利。その原動力となったのは、狙いすました「サイド攻撃」の完璧なハマり具合だった。
さらに暗雲が垂れ込める。鹿島の新戦力ヤン・マテウスは前節初アシストを記録するも負傷交代で今節欠場が濃厚。対する福岡のウェリック・ポポは前節移籍後初ゴールを挙げ、チームへのフィット感を急速に高めている。新外国人がもたらす足し算でも、勢いは完全に福岡に傾いているのだ。
奇跡的な逆転劇が何度も続くとは考えにくい。戦い方の致命的な相性差、そしてケガ人の影響を踏まえ、福岡が「歴史上2度目となる鹿島ホームでの金星」を挙げると予想する。
■ 開幕2連敗の名古屋に見える「巻き返しの兆し」とG大阪攻略の鍵
もう一つ、データの噛み合わせが非常に興味深いカードがある。名古屋グランパスとガンバ大阪の一戦だ。
通算成績では35勝9分33敗とG大阪がやや勝ち越しており、昨季までもG大阪が名古屋相手に4連勝と圧倒的な強さを見せていた。
だが、今年に入ってから明らかに風向きが変わっている。百年構想リーグでは名古屋がPK戦1勝を含む2連勝を達成。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、見事に苦手意識を払拭してみせた。
現在、名古屋は開幕2連敗と苦しんでいる。しかし内容をひも解けば、初戦の清水エスパルス戦ではシュート数で相手を圧倒し、前節は鹿島の「土壇場の神通力」に屈しただけ。2試合とも、いつ勝ち点3を手にしていてもおかしくないクオリティを見せているのだ。
さらに心強いデータがある。ペトロヴィッチ監督は北海道コンサドーレ札幌を率いていた7シーズンで、G大阪相手に5勝5分4敗とアウェイや格上相手でも決して怯まなかった。J2降格が決まった2024年でさえ1勝1敗と渡り合っており、G大阪の攻略法を熟知している。
熱狂的なホームサポーターの後押しも、今の名古屋には強烈な追い風となるはずだ。名古屋が今節、不運な連敗という嫌な流れを完全に断ち切るとみる。
後編では、あのクラブが果たす「J1での歴史的初勝利」、そしてJ2で開幕連勝を飾る勢いのあるチームたちの明暗を徹底的に占う!




