G大阪の18歳GK荒木琉偉、W杯躍動の彩艶は「目標というかライバルになる」目指す理想は“195cmで動けるGK”

次世代の日本代表を担う守護神が、シーズン開幕に向けて野心を燃やす。ガンバ大阪は7日のJ1リーグ開幕戦で浦和レッズとの“ナショナルダービー”へ。Jリーグ開幕イベントに出席したU-21日本代表GK荒木琉偉は「伝統的で熱い試合。そこに出場したい気持ちが強い。絶対に負けたくない」と力を込めた。

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18歳GKはJ1百年構想リーグ終盤で出番を掴み、7試合に出場した。しかし、特別大会の記録になるためJリーグとしては未デビュー。9月から日本で行われるアジア競技大会に出場するU-21日本代表にも選出されたが、「アジア競技大会もあるけど、その前にJリーグ」(荒木)。名手GK東口順昭ら充実のGK陣のなかでポジション争いに臨み、狙うのは開幕スタメンによるJリーグデビューだ。

「まずは開幕でしっかり出てスタメンを取りたい。Jリーグは初出場なので。優勝を目指せるチームなので、しっかり勝ちを積み上げたい」

対する浦和には荒木と22歳差で、東口と同じ年でもあるGK西川周作がいる。「自分が小さい頃からずっと活躍している選手。すごくリスペクトがある。そのなかでも負けたくないのでクリーンシートで勝ちたい」。イェンス・ビッシング前監督の電撃退任から明神智和監督の就任と、開幕直前の激動もあった。だが荒木は「即時奪回の強度は前シーズンから引き継いで意識してやれている」と自信をのぞかせた。

荒木は大岩剛監督体制のU-21日本代表に飛び級で呼ばれ続け、今年1月にサウジアラビアで行われたAFC U23アジアカップでは優勝に貢献。大会最優秀GKも受賞した18歳は、北中米ワールドカップもしっかりチェックしていた。印象に残ったのは日本代表GK鈴木彩艶。「彩艶選手はまず目標というか、絶対今後もライバルになってくる」とその思いを口にした。

「負けてられないなという気持ちが強い。やっぱりすばらしい活躍をしていたので、いいところをしっかり盗んでいけたら。ほかはエミマル(エミリアーノ・マルティネス/アルゼンチン代表GK)はもともと個人的に好きな選手でしっかり見ていた。やっぱりかっこよかった」

5歳上の彩艶は、荒木が今後A代表での活躍を目指すうえで立ちはだかり続ける存在だ。荒木は「選手としてすごくリスペクトがある」と語りつつ「今後勝っていくためにはいずれ海外で。彩艶選手もいま海外で活躍している。僕もいずれ海外にしっかり出ていって、追い越せるようにがんばりたい」と先を見据えた。

身長こそ190cmの彩艶より5cm高い荒木。だが、「あれだけ体が大きいのに動ける」と彩艶の凄さを挙げる。「僕もしっかり動けるGKになっていきたい。195cmと感じられないくらいの動きをしていきたい」。体重増加も順調で、彩艶の100kgには及ばないが88kgまで増えたという。「そこ(100kg)を目指すわけではないけど、しっかり動ける筋肉をつけて、動ける状態で体重を増やしていきたい」。恵まれた体格をさらに研ぎ澄まし、近い将来の代表正守護神争いを見据えていた。

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