G大阪 明神イズムが垣間見えた6発圧勝劇

プレシーズンマッチ G大阪6-0金沢(2026年7月24日 西部緑地公園陸上競技場)

【写真あり】G大阪・明神智和新監督と一問一答「まずはトライしてもらっている」宇佐美ボランチにも言及

G大阪がJ3金沢を6発粉砕した。7月に急きょコーチから昇格した明神智和監督の国内初陣。リーグ開幕・浦和戦(8月7日)へ向けて順調な仕上がりを見せた。

初陣で示したのは前体制が築いた「強度」という土台に、相手を惑わす「柔軟性」を加える新機軸だった。前任者のイェンス・ヴィッシング監督体制ではサイドMFはピッチ中央寄りの位置でプレーすることを求めたが、序盤はMF食野亮太郎とMF山下諒也をワイドの位置に配置。DF初瀬亮らサイドバックが中のポジションを取るやり方を提示した。

初瀬は「相手を惑わす狙いがあります。これまで攻撃のパターンがあまり多くなかったので、それを構築しながらチャレンジしているところ」と説明。2発のゴラッソを決めた食野も「前体制の時に抱えていた課題を明神監督が取り組むというところで今日はトライした」という。

相手が5バックのためイメージ通りに機能したわけではなく、途中からは従来のサイドMFがピッチ中央寄りでプレーする方向に修正したが「責任を持ってプレーすれば良いという自由を与えてもらっている。自分のアイデアを出して立ち位置を変えたことでうまくいった部分もある」と食野。指揮官から選手に“判断の幅”を与えてもらっていることを口にした。

さらに指揮官自身もトライした部分があった。プレシーズンマッチで全員出場可だったが、ハーフタイムで1人の交代もせず。「試合の流れを見て代えたいという思いが一番でした。22名の選手がいたので、出場時間を最初から決めておくのではなく、時間も考慮しつつも試合の流れを見ながら判断した」。采配を振るう中で交代カードの切り方やタイミングは重要。本番を想定した采配を振るった。

国内初試合で垣間見えた明神イズム。前体制からの継続と修正を絶妙なバランスで融合させ、より完成度の高いチームに仕上げる。

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