G大阪・明神智和新監督が会見で意気込み「チームが勝つことに全て捧げる」「監督になるタイミングは選べない。準備はできていた」
J1G大阪は21日にパナソニックスタジアム吹田で明神智和新監督(48)の就任会見を行い、明神新監督と水谷尚人社長(59)、三上大勝フットボール本部本部長(54)が出席した。
G大阪は今月10日にビッシング前監督の退任を発表。新シーズンに向けて準備を進めていた中、指揮官にサウジアラビア1部アルイテハドから高額オファーが届き〝引き抜き〟による電撃退団となった。2025年シーズンからコーチを務めていた明神氏が5日から行われたオーストリアキャンプの指揮を執り、17日に監督就任が発表された。
明神監督は「自信がなければこの場に座っていません。1日1日を大事にしてチームを作り上げたい。チームが勝つことが一番。そのために全てを捧げたい。見ている人が熱狂するような試合がしたい。またガンバの試合を見に行きたいと思ってもらえるような試合をしたい」と意気込んだ。現役時代はG大阪で2006年から15年にかけてプレー。引退後、20年からG大阪で指導者経験を積み、24年にJリーグの監督を務めることが可能なライセンスを取得していた。
「率直な気持ちは嬉しかったです。指導者を初めて7年目。漠然と監督になりたいと1年目から思っていた。その夢がかなって嬉しかった。(G大阪は)自分にとってはものすごく大きなクラブ。育ててもらいましたし、クラブを率いることはものすごく光栄なこと」と古巣の指揮を執ることに喜びを語った。続けて「ただクラブが歩んできた歴史も、チームの指揮を執るとなってからは昔のことはあまり考えていない。今やこれからのことしか考えていない」と目の前にフォーカスして過ごしていくことを誓った。
突然の監督就任になったが「イェンスが退団することは驚きましたけど、監督になるタイミングは選べる立場ではない。いつ来てもいい、そのために準備していただけ。そのタイミングが来たことが嬉しかったし、その準備もできていた」と自信を口にした。コーチとして指導してきたチームにオーストリアのキャンプでは監督として接し、「まず選手が非常に明るくて真面目でエネルギーが有り余っている。そこがチームの特徴だと思います。もちろん技術的に高い選手も多いし、そういうサッカー的な部分もあるんですけど、一番は内面的なもの。そこがコーチのときもいざ監督になってそういう立場で見るようになってからも、改めて今いる選手たちはすごい能力、ポテンシャルがある」と見つめた。
百年構想リーグから新シーズンに向けた積み上げとして「両ゴール前での再現性」が上がっているという。明神監督は「相手コートでできるだけ長く攻撃し、一回で終わってカウンターを受けることはなるべく減らしたい。なるべく奪い返して、それを2回3回続けられるようなチームを構築したい」とイメージした。目指すは11個目のタイトル獲得。そのために「1日1日を大事にすること。あまり先を見ることもなくそこを大事にしていく。チーム内でいい競争が生まれないといいチームは作れない。それが僕の仕事」と意気込んだ。



