G大阪の「怪物」井手口スタメン奪取だ!遠藤とのWボランチで“試験”

J1G大阪は6日、キャンプ地の宮崎県綾町で7日の練習試合(J1甲府戦、韓国・蔚山戦)へ向け、約2時間調整した。U-23日本代表としてリオデジャネ イロ五輪アジア最終予選を戦った19歳のMF井手口陽介は、ボランチとしてMF遠藤とコンビを組んでの出場が濃厚。最終予選では1試合のみの出場にとどまった期待の新星が、クラブでのスタメン奪取を狙う。

金髪の19歳、井手口が勝負の年に挑む。4日にチームに合流したばかりだが、練習試合での先発が濃厚だ。「守備でも攻撃でも良さを出したい」。定位置確保を目指す。

元日本代表MF遠藤、今野らとポジションを争いながら、昨季はリーグ戦8試合に出場。天皇杯決勝では前半12分からピッチに立ち、タイトル獲得に貢献した。長谷川監督も「1番伸びた選手」と太鼓判を押す成長株だ。

チーム最年少で臨んだリオ五輪アジア最終予選では、サウジアラビア戦に出場。ゴールも決めたが、次のイラン戦は発熱の影響でベンチ外となった。快進撃を続けるチームの波に乗りきれず、不完全燃焼のまま終わった。

現在、けが人などの影響でMF今野がCBとしてプレー。アピールの場が巡ってきた。指揮官は「久々にプレーを見たい」と期待を寄せつつ、鮮やかな髪色に「調子に乗ってるようなら使わない」とチクリ。“試験の場”にもなるようだ。

「合流して日もたってないけど、全力で頑張りたい」。クラブでのスタメン奪取がリオ五輪への近道。FW宇佐美も「怪物」と称する逸材が、アピールに燃えている。

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