J1G大阪・安部柊斗、〝言い訳なし〟のACL2決勝出場 足首負傷から懸命治療、指揮官と会話し前日にベンチ入り決定「気持ちでやりました」
J1G大阪が18日、アジア・チャンピオンズリーグ・2(ACL2)を制した決勝が行われたリヤドから帰国し、パナソニックスタジアム吹田でサポーター約8000人を前に優勝報告会を行った。決勝に途中出場したMF安部柊斗(28)が、負傷から決勝当日までを振り返った。
ビールかけを終えて目を赤くした安部が、アルナスル戦までの日々を明かした。5月6日の名古屋戦で足首を負傷し前半で途中交代。リヤドへの出発前最後の試合だった10日の広島戦でもベンチ入りはかなわなかった。それでも、この大会への強い思いがあった。「僕は去年の今頃に加入して、加入した理由の中にACLで優勝するという思いもあった。毎日、午前も午後も練習前も練習後もケアして治療して、なんとかピッチに立つことができた」と振り返った。
最終的にベンチ入りが決まったのは試合の前日。「前日練習に全部入ればチャンスはあると聞いていた。そこに合わせていって、練習後に監督と話しました。『試合に出るなら言い訳はなしでやってほしい。できるか』と言われたので、『できます』と」。後半15分からピッチに立ってつかんだ栄冠。「本当に結構痛かった。プレーしている時も。でももう気持ちでやりました」と語った。
この日AFCの公式サイトで紹介されたデータでは、安部はACL2の全13試合に出場し今大会で計100回のボール奪取を記録。豊富な運動量で中盤を支え続けた背番号13は「本当は万全の状態で90分間ピッチに立って優勝したかったですけど、うまくいかないこともある。でも30分立てて優勝できたので、よかった」と笑顔を見せた。



