チームのために戦う副将、MF藤本祥輝(G大阪ユース)は磨いた「一発」も狙っていく

AFC U17アジア杯サウジアラビア2026に臨んでいるU-17日本代表は5月5日の初戦でU-17カタール代表に3-1と逆転勝利を飾った。

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翌6日のトレーニングには、その試合に45分間以上出た選手を除いた10名が参加。少人数の練習となったが、ゲーム形式の練習などを精力的に消化。出番のなかった選手たちが互いに士気を高め合い、9日のU-17中国代表戦に備えた。

FW高木瑛人(鹿島ユース)は先発を外れたことについて「率直に悔しかった」と認めつつ、だからこそ燃えていることも強調。これはこの10人全員に共通する感情で、小野信義監督も控えに回った選手たちの奮起に期待している。

またカタール戦アディショナルタイムに入るタイミングでの投入となったMF藤本祥輝(G大阪ユース)はこう振り返る。

「早く試合に出たいという気持ちはあったんですけど、ワンチームなので、自分が出たときの役割は分かっていましたし、ベンチにいるときの役割があるのもわかっていました」

試合を締めて終わらせる役割を果たす形になったが、試合に出ていない時間も、チームの一員として戦う意識を忘れることはなかった。

「このチームの副キャプテンをやらせてもらっていますし、特に失点してからは皆の気持ちが下がっているのも感じていたので、ベンチから声を掛けることを意識していました。ハーフタイムでも元気づけるような声は意識していました」

その上で、自分自身の心構えについては、こう語る。

「武士(和田武士)も、そら(岩土そら)も、凄く良いコンディションで試合に臨んでいましたし、観ていても『すごく上手いな』と感じる選手です。ただ、(同じボランチのポジションの)ライバルでもあるので『負けてられない』とも思っていますし、ベンチにいた星宗介(尚志高)も同じ思いを持ってる。だからこそ、自分が出たときに良いプレーができるように、しっかりと準備していきたいと思っています」

この日の練習でも攻守両面で意欲的なプレーを披露。得意の守備で魅せる場面もあれば、鋭いキックを披露する場面もあった。“守備職人”とも評されるディフェンスのスキルとセンスを持つ藤本だが、攻撃面でより貢献できるようにという鍛錬も重ねており、特にミドルシュートに関しては自信を持てるようになったと言う。

「最近はミドルシュートが入ってくるようになってきたので、一発あると思っていてほしいですし、それを見せたいっていうのはあります。(ゴール前を)固められる展開もあると思うので、なおさら見せたいです」

「自分の武器」と語ってきた球際の強さといった点に加え、とっておきの“一発”もある。職人・藤本の力が必要になる場面は、ここから必ずやって来る。

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