[関東]G大阪アカデミー同期による臙脂と紫紺の10番主将対決…南野遥海のブレイクなど刺激多く「どこかで逆転してやるという思いで」

[5.2 関東大学L1部第5節 早稲田大1-2明治大 早稲田大学東伏見サッカー場]

【動画】日本人FWがレンタル元撃破に大喜び、相手選手は激怒

臙脂と紫紺の10番キャプテン。伝統を継ぐ2人は、中高6年間を一緒に過ごした元チームメイトだった。「大翔と対戦することは楽しみにしていた。肘を一発入れられましたけど(笑)、勝ててよかった」。MF桒原陸人(明治大4年=G大阪ユース)は充実の表情を浮かべた。

早大が4季ぶりに1部リーグに昇格したことで、4年目にして大学リーグ初のマッチアップになっていた。ただ入学当初のイメージとは若干違う対峙。10番、主将同士ということだけでなく、ポジションも同じボランチでの対決になっていた。

特にMF鈴木大翔(早稲田大4年=G大阪ユース)のイメージが違ったのではないだろうか。G大阪ユースでは背番号11のストライカーとして期待されていた鈴木は、大学進学後もFWでプレー。しかし昨季後期の戦いからポジションをボランチに移していた。

兵藤慎剛監督からの提案がきっかけだったが、もともとボランチには興味があったという。「(ユースの時に)森下さんにサッカーを教わって、自分のプレースタイルの進化があって、もう一個できるようにならないとというのはその時からあった。それが今に繋がっているかなと思います」。ストライカーの未練についても「特にないです」とキッパリと話す。

転向半年ながら、周囲を認めさせる結果を残している。桒原とともに選出された関東選抜Bの一員として出場したデンソーカップチャレンジでは優勝に貢献。オフにV・ファーレン長崎のキャンプに参加したが、「ボランチで呼んでもらった」という。「守備の部分は通用したので、そこをもっとストロングにしていくためにもっと頑張らないといけないと思っています」。

ユースの同期でトップ昇格したFW南野遥海は、現在開催されている百年構想リーグで一気にブレイク。一緒に大学に進学しながらも早期退部してG大阪帰還を果たしたMF吉原優輝(拓殖大)らから多くの刺激をもらっている。鈴木は吉原と特に仲が良く、毎日のように連絡を取り合っているという。

「きょうも陸人と試合があるわみたいな電話をしました。ボランチになってからもいろいろ話をしていて、練習の動画を送って、これどうしたらいいのとか聞いています。(南野についても)4年前に自分は一緒にプレーしていたので悔しさはある。今日(2日)も2点取っているらしくて、そこはすごく刺激になっています」

桒原もユース同期の飛躍については、思いを強くするところだ。トップ昇格が叶わなかった時点で、「大学を卒業するときとか、この先のどこかで逆転してやるという思いでやってきた。そこは負けるつもりはないし、高卒でプロになった選手よりも高いところに行けると思っている」と対抗心をむき出しにする。

お互いにまだプロ入りは内定していないが、当然そこは通過点にするつもり。そしてまずは名門大学の10番主将として。桒原が「大翔はめちゃくちゃ喋るタイプではなかったけど、大翔がキャプテンをやると聞いたときは驚きはなかった。後期も勝てるようにやっていきたい」と話せば、鈴木も「結構混戦なので、優勝を目指して、練習から大事になってくると思うので、次は勝てるようにしっかりとやっていきたい」と意気込んだ。

https://web.gekisaka.jp/

Share Button