【ACL2】G大阪は第1戦ドロー 名和田我空「外していたら入った意味がない」途中出場で同点弾
<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)G大阪1-1ラチャブリ(タイ)>◇4日◇準々決勝◇第1戦◇パナスタ
ガンバ大阪MF名和田我空(19)が、途中出場で貴重な同点弾を決めてアウェーでの第2戦に望みをつないだ。
ラチャブリに先制を許し、0-1の後半27分に投入されると、名和田は果敢にゴールを狙う動きを繰り返した。同35分にゴール前でのこぼれ球に反応して打ったシュートはGK正面に飛んだが、その4分後に大仕事をやってのけた。
右サイドでボールを持ったDF岸本武流が「(山下)諒也やデニス(・ヒュメット)が動いてくれて、あそこがあいた」と、鋭いグラウンダーのクロスを入れると、これに反応。走り込んだ名和田が右足で合わせ、ゴール右上に決めた。簡単なシュートではなかったが「あれは決めないといけない場面なんで、正直決めて当たり前かなっていうのはある。あそこでもし外していたら(自分が)入った意味がない」と言い切った。
昨年12月に同じラチャブリと戦った1次リーグでのアウェー戦以来となる今大会3ゴール目で試合を振り出しに戻した後も、決定的な場面を作った。後半アディショナルタイム2分には、直接FKのビッグチャンス。FWデニス・ヒュメットが倒されてゴール前でFKを獲得すると、ヒュメットと交渉の末にキッカーを任された。相手GKが左に構えるのを見た名和田は、右足でゴール右上を狙い「自分の足に当たった感覚が良かった」とGKが1歩も動けない逆を突いたキックを放った。しかし惜しくもシュートはバーをたたいて逆転弾とはならず。「あとちょっと落としきれなかった。最後の最後、本当に自分の力で勝利に持っていきたかった」と悔しさをにじませることになったが、途中出場ながらチーム最多4本のシュートを放った背番号38は結果で自身の必要性を証明した。
2月28日の清水エスパルス戦では、今季初めて先発出場しながら前半のみで交代を命じられた。思うように力を発揮できなかった19歳は「清水戦で前半で代わって、今日チャンスをモノできなかったら、もうチャンスがないだろうなって思いながら入った」という一戦で、存在感を発揮。「勝利に持っていきたかったっていうのはあるけど、1つ結果で残せたのは良かった」と胸をなで下ろした。
8日のV・ファーレン長崎戦(パナスタ)を挟んで、11日にはアウェーでの準々決勝第2戦を控える。「負けてアウェーに行くのか、引き分けて行くかでは気持ちの面でも違う。すごく価値のあるゴールだなとは思う」。この日のゴールを4強入りにつなげるため、名和田は酷暑の地でもゴールという結果でチームに貢献する覚悟を示した。【永田淳】



