G大阪・南野遥海、奮闘も反省「決めきらないといけない試合」 早くも〝昨季超え〟の2戦連続先発
明治安田J1百年構想リーグ第2節最終日(15日、G大阪0-0名古屋、パナスタ)G大阪はPK戦の末に名古屋に敗れ、勝ち点1にとどまった。FW南野遥海(21)はリーグ2戦続けて最前線で先発。「前半の押している時間、後半の立ち上がりで決めきらないといけない試合だった」と自らに矢印を向けた。
下部組織出身で栃木への期限付き移籍から復帰2年目。ヒュメットら昨季までの実績を持つFWがいる中、開幕直後で早くも先発1試合だった昨季を上回る2戦目の先発を勝ち取った。得点への意欲は前半1分のファーストプレーから表れた。中央から左に流れてボールを引き出し、対峙したDF藤井を緩急で振り切って前へ。中央へ送ってファーストシュートの起点になった。「自分の得意なプレーから入ろうと思った。立ち上がりはうまく入れた」と手応えを持って試合に入っていった。
その後も前半12分や17分、後半7分の場面に象徴されるように、センターバック(CB)間やCBとウイングバック(WB)の間を狙って飛び出し、攻撃の起点を作った。CBとSB、WB間を走って抜ける「ディープラン」と呼ばれるプレーはビッシング監督からも要求されているプレーのひとつで、南野は「間で受けられる上手い選手がいっぱいいるので、その選手にスペースを作るのが自分の役割。自分の得意なプレーと照らし合わせて何回もできれば。感覚的には悪くない」と振り返った。
前半27分には自陣からのパス回しでボールを運び、起点になったFWジェバリが右からの折り返しを受けて左足シュートでネットを揺らした。しかし、ここでジェバリの近くにいた南野と相手DFとの接触がオンフィールドレビューの末にファウルとみなされ得点は取り消しに。南野は「ジェバリ選手が受けた時にコースがかぶっていた。コースを作ることしか考えていなくて相手の位置も見えていなかった」と振り返り、「コースを開けたら(相手が)ぶつかってきたのでそれは言ったんですけど。判定は判定なので、何も言うことはない」と受け入れた。
後半は負傷のアクシデントがあり、10人でしのぐ展開の中でフル出場。「なかなか難しかったですけど、どこかで起こり得ること。あの時間帯で後ろの選手中心に抑えてくれたので感謝したい」と語った南野は「ああいう展開にならないためには決めるべきところで決めないとダメ」と結果への強い意識をにじませた。



