大阪ダービー史上初PK戦はガンバの勝ち 両軍退場者出る激闘 最後5人目キッカーMF安部「落ち着いて決められた」

明治安田J1百年構想リーグ第1節第2日(7日、C大阪0-0G大阪、ヤンマー)G大阪がC大阪との「大阪ダービー」をPK戦の末に制した。互いに退場者を出して0―0で90分を終え、PK戦はC大阪が1人失敗したのに対し、G大阪は5人全員が成功した。G大阪は勝ち点2、C大阪は同1。東は浦和が千葉を2―0で下して白星発進し、勝ち点3。FC東京は鹿島と1―1で突入したPK戦を5―4で制し、勝ち点2。鹿島は同1。

敵地にサポーターの「俺たちが大阪さ」の声が響く。G大阪がPK戦にもつれた「大阪ダービー」を制した。最後5人目のキッカーとして成功させたMF安部が胸を張った。

「緊張したけど、自分のタイミングで蹴れた。落ち着いて決められた」

前半41分に退場者を出し、10人になったC大阪を攻めあぐねた。G大阪も試合終盤にDF岸本が2度目の警告で退場に。10人同士となり、大阪ダービーは67度目にして初のPK戦に突入した。

現役時代は「コロコロPK」が代名詞で、名手として知られる元日本代表MFの遠藤保仁コーチが蹴る順番を決め、マグネットボードに記して選手に伝えた。これがぴたりとはまる。5人目が失敗した相手に対し、G大阪は5人全員が成功。勝ち点2をつかみ、安部は「コイントスでガンバのゴール裏側で(PK戦を)できた。サポーターの圧の強さで勝った」と喜んだ。

2015年以来のタイトルを目指し、ビッシング新監督が就任。欧州でコーチとして実績を積んだ38歳のドイツ人指揮官は、短期間でハードな前線からの守備をチームに浸透させた。デビュー戦は無得点に終わったが「勝ちに値するパフォーマンスだった。勝ち点2を取ったところを評価したい」と選手をねぎらった。

5年ぶりにヤンマースタジアム長居で行われたダービーには4万2101人が集まった。熱気あふれる一戦を制し、ビッシング監督は「次は90分で決着をつけられるようにやっていきたい」と意気込んだ。(邨田直人)

https://www.sanspo.com/

Share Button