市原吏音に続くのは? 欧州クラブに推薦したいU-23日本代表の選手(3)日本人とは思えぬデカさ…まだ18歳の超怪物
U-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026で見事連覇を達成。大会直後、チームキャプテンを務めた市原吏音は、オランダのAZへと移籍を果たした。今大会では、その市原に限らず、圧倒的な存在感を放った選手が他にも多く存在する。市原に続き、欧州挑戦が期待されるU-23日本代表の注目選手たちをピックアップして紹介する。
GK:荒木琉偉(あらき・るい)
生年月日:2007年10月14日
所属クラブ:ガンバ大阪
U-23アジアカップ成績:5試合1失点
荒木琉偉は、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)においてその名を一気に国内外へ知らしめる大会となった。
全6試合中5試合に出場し、許した失点はわずか「1」。数字が示す通り、日本代表の最後尾に安定感をもたらし、守護神として申し分のないパフォーマンスを披露している。
荒木が最も強烈なインパクトを残したのは、準々決勝のヨルダン代表戦だ。
互いに譲らず1-1のまま90分が終了し、延長戦でも決着はつかず、勝負はPK戦へ。負ければ敗退という極限の状況で、荒木は真価を発揮する。
日本の1人目である市原吏音が落ち着いて成功させると、続くヨルダンの1人目のキックを鋭い反応でセーブ。これで流れを完全に引き寄せた。
日本が4人目まで全員成功させた中、迎えたヨルダンの4人目のキックも再びストップ。2本のPKセーブという決定的な仕事で、準決勝進出の立役者となった。
この活躍で波に乗った荒木は、準決勝の韓国代表戦、決勝の中国代表戦ではいずれもクリーンシートを達成。大会を通じた安定感と勝負強さが評価され、大会最優秀ゴールキーパーに選出されている。
所属するガンバ大阪では、ユース2年次ながらプロ契約を締結し、トップチームへ昇格。リーグ戦での出場はまだないものの、その類まれなポテンシャルに対するクラブの期待は大きい。
まずは一森純、東口順昭という経験豊富な守護神とのポジション争いを勝ち抜き、Jリーグデビューを果たすことが第一の目標となる。
194cm、85kgという恵まれた体格は、日本代表の守護神である鈴木彩艶を彷彿とさせるものがある。
サイズだけでなく、国際舞台でも物怖じしないメンタルを備えている点も大きな魅力だ。
クラブで定位置を掴み結果を残した先には、海外移籍、そしてA代表への道も自ずと開けてくるはずだ。



