G大阪MF美藤倫はPKを“拒否”「11番目で」昨季掴んだきっかけ、目標の海外挑戦に繋げる3年目の飛躍へ
2日に行った明治安田Jリーグ百年構想リーグの開幕イベントに、ガンバ大阪からはMF美藤倫が登壇した。
3年目の飛躍に期待が集まっている。関西学院大から大学サッカー界屈指のボランチとして24年にG大阪入りした美藤は、1年目こそJ1で12試合の出場に終わったが、2年目の昨季はほぼ倍増となる23試合に出場。7月に発表した結婚も躍進のきっかけとした。
「この2年、怪我もしましたし、1年目は試合に出られず苦しい思いもしました。でもそこでサッカー選手として一つも二つも成長できたと思っている。3年目で自分のサッカー選手としての選択を広げられるような活躍がしたい」
サッカー選手としての選択、「海外」をしっかりと意識していく。今オフには大学で同期だった倍井謙(名古屋)がベルギー2部のベールスホットへの期限付き移籍を発表した。「あまり(他人は)気にしていない」と話すように独独の雰囲気を持つ美藤だが、「自分がやることは変わらないけど、もともと海外には行きたいと思っている。自分のできることをやりたい」と明確な目標も持っている。
そのためにも飛躍のきっかけを掴んだ昨季の流れを今季に繋げることが大事になってくると感じている。G大阪は今季より38歳のドイツ人指揮官であるイェンス・ウィッシング監督を招へい。新たな船出を迎えるが、美藤自身は「ハイプレスをコンセプトに。去年よりもハードワークは増えましたし、そういう意味ではまた新しいガンバが見せられるんじゃないかと思います」と手ごたえを持っているという。
「2年目で最後の方は掴めた。オフシーズンを挟みましたけど、1年目、2年目とは感覚も違う。そういったところは余裕は出ましたけど、圧倒的な活躍をするにはもっと努力しないといけないので、多くの試合に出たい。ACLもありますし、すごく過密ですけど、いっぱい試合はある。体が持つ限り試合には出たいですし、監督が使ってくれる限りは試合に出続けたいなと思います」
戦いはすぐに始まり、今週末には特例シーズンの百年構想リーグが開幕する。90分で決着がつかない場合はPK戦を実施するレギュレーションが話題になりそうだが、「これについては「PKは蹴る気ないです。緊張するんで11番目でいい」と苦笑い。ただG大阪には元日本代表GK東口順昭やU-21日本代表でU23アジアカップの優勝に導いた18歳GK荒木琉偉ら注目PKストッパーが在籍するとあって、美藤も「決めたら勝つと思うので、決めたいなと思います」と力を込めた。



