チーム最年少18歳・荒木琉偉(G大阪)が掴んだU-23アジア最優秀GK「DFラインや、フィールドプレーヤーのおかげでもある」
[1.24 U23アジア杯決勝 日本 4-0 中国 ジッダ]
今大会の最優秀GKに輝いた。U-21日本代表GK荒木琉偉(G大阪)は今大会出場5試合で1失点。「大会を通して1失点という結果がこの賞につながった。だけど、1失点にできた要因は僕だけじゃない。(市原)吏音を中心にDFラインや、フィールドプレーヤーのおかげでもある。感謝したい」と思いを語った。
AFC U23アジアカップ決勝で相まみえたのは中国。5バックを敷きながら、強烈なカウンターでゴールを脅かす。それでも荒木が立ちはだかり、失点を許さなかった。
「パワフルでカウンターの力強さはあるチームだった。入りは気を付けようと意識していたので、問題はなかった」(荒木)。後半23分には波状攻撃からネットを揺らされるも、オフサイドの判定。「(入った瞬間は)確信はなかったけど、オフサイドに助けられた。ゼロにこだわりたかったので、あそこは助かった」と振り返った。
試合を通した守備力だけではなく、準々決勝・ヨルダン戦ではPK戦で2本セーブの勝負強さも見せつけた。決勝では5試合無失点のGKリー・ハオとの守護神対決に。荒木は「相手のGKもすごくよかった」と称えつつ、安定感のあるパフォーマンスで完封。改めて最優秀GK受賞の喜びを噛みしめ、「率直にうれしい。大事にしていきたい」と語った。
日本は大会規定の23歳以下ではなく、ロサンゼルスオリンピックを目指す21歳以下でチームを構成。さらに最年少である18歳の荒木から見れば、最年長とは5歳差だ。「フィジカル面で球際の力強さはU-23の選手で手強かった」と実感を込めながら、その猛者たちからゴールを守ってきたことは大きな手応えとなった。
新たな年のスタートを最高の形で終え、新シーズンを見据える。2024年に高校2年生ながらプロ契約を果たすも、出番は掴めていない。「チームに帰って激しいスタメン争いがある。そこで今大会の成長した部分を出して、スタメンを狙いに行きたい」。U-23世代のアジア最優秀GKは、まずJリーグの舞台で定位置奪取を目指す。



