G大阪 DF黒川圭介が米MLSのDCユナイテッドに完全移籍

G大阪は31日、DF黒川圭介(28)が米MLSのDCユナイテッドへ完全移籍することが決定したと発表した。

黒川はクラブを通じ「ガンバ大阪のファン・サポーターの皆様へ。このたび、D.C.ユナイテッドに完全移籍することになりました」と報告。

「7年間、本当にありがとうございました。特別指定選手として初めてパナスタに立った時の光景は、今も鮮明に刻まれています。 プロ1年目は、サッカー人生で一番しんどく、とにかくもがき苦しみました。それでも、皆さんからの温かい言葉に救われ、支えとなって、必ず見返してやるんだという反骨心を持って取り組んできました」

「ありがたいことに、多くの試合に出場させていただくようになり、紆余曲折を経ながらも、クラブと共に一歩一歩成長している実感がありました。だからこそ、昨年の天皇杯で皆さんと一緒にタイトルを取りたかったですが、それが叶わなかったことは本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「今回の移籍にあたっては、沢山考え、悩みましたが、自分自身の海外でチャレンジしたいという強い思いを、最終的にはクラブにも尊重していただきました。皆さんに活躍が届くよう、必死になって頑張ってきます。たくさんの愛情をありがとうございました」とコメントした。

黒川は日本代表歴こそないものの縦の突破力や豊富な運動量など“個人戦術”に優れた攻撃的サイドバック。19年に関大からG大阪に加入し、22年にレギュラーを奪うと今季もリーグ37試合2得点2アシストを記録した。24年からは元日本代表MFの遠藤保仁コーチに師事してFK練習にも取り組むなどキック精度も向上している。

かつてイングランド代表FWウェイン・ルーニーが所属したDCユナイテッドは東地区15チーム中最下位。25年7月から元鹿島のレネ・ヴァイラー監督が指揮したが、チーム総得点は今季東地区ワースト「30」で失点数もワースト「66」と攻守での改善が急務だった。G大阪側は慰留に努めたが、最後は黒川のチャレンジ精神を後押しすることになった。

MLSにはアルゼンチン代表FWメッシ(マイアミ)や韓国代表のソン・フンミン(LAFC)らビッグネームが多く、また日本人でもDF吉田麻也(LAギャラクシー)やDF山根視来(同)らがプレー。新たな環境でさらなる研鑽を積む。

◇黒川 圭介(くろかわ・けいすけ)1997年(平9)4月13日生まれ、兵庫県明石市出身の28歳。神戸U-15―大阪桐蔭―関大を経て19年にG大阪入団。22年からレギュラーをつかみ24年から藤春広輝の背負った背番号4に変更。J1通算159試合6得点。1メートル73、70キロ。利き足は左。

▽DCユナイテッド 本拠地は米国ワシントンD.C.で創設は1995年。MLSで4度の優勝とUSオープン杯3度の優勝を誇る。1998年には北中米カリブ海サッカー連盟が主催するCONCACAFチャンピオンズ杯優勝。過去にはアルゼンチン代表MFガジャルドや柏にも在籍した元ブルガリア代表FWストイチコフらも所属。25年からMF木島萌生がプレーしている。本拠地アウディ・フィールドは収容2万人。クラブカラーは黒・赤・白。

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