全国初ゴールの歓喜、PK戦での失意…全ては未来への糧に。G大阪JrユースFW砂田晄一登「自信と悔しさを武器にプレーしていきたい」
[12.25 高円宮杯準決勝 横浜FM Jrユース 1-1(PK7-6) G大阪Jrユース 味フィ西]
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待ちに待ったゴールの歓喜も、最後に突きつけられた失意も、すべてが未来への糧となる。この日、西が丘のピッチで誰よりも濃い感情を味わったガンバ大阪ジュニアユースFW砂田晄一登(3年=大宮JSC)は試合後、「これまで自分がやってきたプレースタイルをもっともっと磨いていきたい」と奮起を誓った。
中学最後の大舞台となる高円宮杯の準決勝。砂田は0-0で迎えた前半29分、チームに大きな歓喜をもたらした。右サイドからMF笠井直樹(3年)のクロスが放り込まれると、ゴール前で懸命に足を伸ばして反応。「いい形で直樹選手がクロスを上げてくれた。いつもペナルティエリア内に来ると信じて入っているのでいい形で合わせることができた」。ワンタッチゴールで先制点を奪った。
チームメートのFW加賀野統(3年)らが得点を量産していたなか、砂田にとっては待望の全国初ゴール。「ここまで点を取っていなくて、アシストも全然なくて、今回みんなでここまで来たので、この舞台で絶対に決めようと思って試合に臨んだ。決められたのはめちゃめちゃ嬉しかった」。ゴール後、チームメートからも大きな祝福を受けた。
得点シーン以外でも、裏抜けや左利き特有の縦突破でチャンスメイクに尽力。「ジュニアの時はFWだったので、裏抜けとかで点を取れていて、その経験が活きていたと思う」。チームはカウンターによる失点を喫しながらも、大半の時間で主導権を握っていたなか、砂田も活動量を失わずに80分間走り続けた。
しかし、最後は悲劇的な結末となった。1-1のまま迎えたPK戦、先攻7人目で登場した砂田の左足キックはクロスバーに直撃。「左の下隅に蹴ろうと思って、ピッチを蹴ってしまってふかしてしまった」。大舞台の緊張、天然芝のピッチ。不慣れな環境も影響したと思われるが、「それでも決めないといけなかった」と悔やむしかなかった。
それでも悔しさを晴らすチャンスは必ずやってくる。中学卒業後、砂田はG大阪ユースに昇格予定。全国準決勝でゴールを決めた経験も、PKの重圧を突きつけられた経験も唯一無二のものだ。「ここでの緊張も大舞台でできたことをしっかりと自信にして、自信と悔しさも武器にしてこれからプレーしていきたい」。大きな決意を胸に新たなステージに向かう。



