「素晴らしい監督だ。細部まで指示を出してくれる」レジェンド助っ人が本田圭佑監督を絶賛!ガンバ盟友と再会「ヤットさんとすごく気が合う」
古巣の宿敵も称える「賢い選手が多いし、ボールの動かし方が上手い」
12月14日に柿谷曜一朗氏の引退試合がセレッソ大阪の本拠地で行なわれ、OSAKA PINK(柿谷氏の古巣C大阪ゆかりのチーム)とOSAKA BLUE(ガンバ大阪ゆかりのチーム)が対戦した。
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主役の柿谷氏が、88分の劇的な決勝点を含む2ゴールをマーク。OSAKA PINKが4-3で激闘を制したなか、仕事人ぶりを発揮したのが、OSAKA BLUEのパトリックだ。
2022年にG大阪を離れ、今季はJ3のツエーゲン金沢でプレーした38歳のブラジル人FWは、後半からピッチに入るや否や、48分に一時勝ち越しとなるゴールをゲット。「柿谷さんの引退試合だけど、試合に入ると点を取りたいって本能はやっぱある。点を決めたのはちょっと申し訳ないけど、やっぱ嬉しい」と笑みを浮かべた。
コンディションに問題を抱える宇佐美貴史はキックオフ直後にベンチに下がったため、元相棒との共闘は実現しなかったものの、遠藤保仁氏らと久々にタッグを組んだ。最前線でゴールに迫り続けたパトリックは、盟友たちとの束の間の再会を楽しんだようだ。
「残念ながら宇佐美選手とは一緒に出来なかったけど、他の選手と会えたことは、これからの自分のすごい自信になる。ヤットさんとすごく気が合うなって改めて思ったね。ガンバ時代を少しでもみんな思い出したのかな。点を取れたこともそうだし、やっぱピッチでパフォーマンスできたことが1番だと思う。
たくさんのサポーターが自分のユニホームを掲げてくれたので、それもすごい嬉しかった。今はチームは違うけど、退団しても自分のユニホームを掲げてくれたり、自分のことを思い出してくれるのは本当にありがたい。『自分がやってることは間違いない』と改めて自信にもなる。柿谷さんも自分のことをそう言ってくれたので、自分としてはすごく嬉しい」
古巣の宿敵セレッソに関しては、「賢い選手が多いし、ボールの動かし方が上手い。引退していても現役でも、やっていることは伝統的なものがある。すごく良いチームだ」と伝えたパトリックは、OSAKA BLUEの監督を務めた本田圭佑にも言及した。
ガンバのレジェンド助っ人は自身より1歳上の“青年指揮官”を「素晴らしい監督だ。細部まで指示を出してくれる。非常に良い監督だなと思う」と絶賛した一方で、タイムアップ寸前に選手として利き足とは逆でシュートを放ち、決定機を逃した点は、こう語った。
「最後のシーンは、(本田から)声が掛かったので、ボールをあえて触らずに残した。だけど、右足だったので。決められたら1番良かったけど…そしたら(柿谷氏に)申し訳ないことに引き分けになっていたね」
大阪ダービーを存分に満喫したパトリックの表情は、実に晴れやかだった。



