G大阪MFファン・アラーノが最も印象に残った試合は…「重要な結果だった」来季以降もJ希望
今季限りで退団するG大阪MFファン・アラーノが10日、Jリーグでのプレー続行を希望した。吹田市内で最後の練習を終えた後に取材対応。「まだ何も決まっていない。今は待っている状態です。日本でプレーしたい?それはありますね」とアピールした。
チームが残留争いに巻き込まれていた22年夏に鹿島から完全移籍で加入。ハードワークを武器とするアタッカーは「一つ選ぶのは難しい」と濃密な3年半の生活を振り返りつつも、敢えて印象に残っている試合として22年11月5日のリーグ最終戦・鹿島戦を挙げた。
「勝つことはできなかったけど、凄く重要な結果だった。降格かもしれない中で、何とかJ1に残れた。その結果、チームは成長できて、翌年の結果につながった試合だった」
鹿島とスコアレスドローで、他会場の結果を祈るように待った一戦。残留の使者として期待されていた助っ人は懐かしそうな表情を浮かべた。そして「3年半、楽しかった」。うまさ以上に熱さが際立った助っ人は笑顔でクラブハウスを後にした。



