G大阪、ポヤトス監督と4季ともにしたDF福岡将太が感謝の白星誓う「ダニとサッカーできたことは僕としても誇り」

ACL2▽グループリーグ第6節 G大阪―ラーチャブリー(11日・パナソニックスタジアム吹田

J1のG大阪が10日、大阪・吹田市内で練習を行った。今季最終戦となるラーチャブリー戦は、すでに退任が発表されているダニエル・ポヤトス監督との臨むラストマッチでもある。徳島時代を含め、4年間をともに過ごしたDF福岡将太は会見に登壇し「ダニ(ポヤトス監督の愛称)にとっての最後の試合を自分が引っ張って、チームを勝利に導けるようにやらなければいけない」と意気込んだ。

2021年の徳島と、23年からG大阪での3年間をともに過ごした。その期間でのリーグ戦の出場は124試合。「徳島も含めて4年間、ダニとサッカーできたことは僕としても誇りだった。G大阪でもう一度出会って、どんな時も僕を信用して試合に出場させてくれて。ダニの目の前で川崎戦(昨季の第15節)の時に(J1初)ゴールを決められて。すごく濃い4年間だったなと思います」と、言葉を詰まらせながら過ごした日々を振り返った。

福岡は「ダニとタイトルが取れなかったことが心残りですけど、この大会でタイトルをとることがダニに対しての最大の感謝だと思う。次のステージに上がった時にしっかりダニに『優勝したよ』と報告ができるように。全力で頑張りたい」とラーチャブリー戦も圧倒し、この一戦もアジアタイトルにつなげる。ポヤトス監督がラーチャブリー戦で見せたいポイントとして「ファミリー感」、「団結」を挙げると、福岡は「みんなで勝ち取れるものはすごく大きいものだと思う。明日の試合は家族というか、ガンバ大阪が一体となって勝たなきゃいけない試合」と反応。感謝の思いと、ポヤトス監督が残したレガシーを見せるため、勝利で今季を終える。

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