才能ほとばしるプロ初ゴール!G大阪の19歳“至宝”名和田我空の右足ゴラッソ弾は「未来感じる一発」!「若い時の宇佐美を彷彿とさせる」「敬斗を思い出す」とACL2での一撃に賞賛
現地11月27日、AFCチャンピオンズリーグ2 (ACL2)のグループリーグ第5節が行われ、ガンバ大阪が5-0で東方(香港)に勝った。高卒1年目ルーキー、名和田我空が待望のプロ初ゴールをゴラッソ弾でマークしている。
■【動画】「未来感じる一発」「若い時の宇佐美を彷彿とさせる」「敬斗を思い出す」G大阪の19歳“至宝”名和田我空が右足ゴラッソ弾で待望のプロ初ゴール■
ACL2において4戦全勝のG大阪だが、11月25日にダニエル・ポヤトス監督の今季限りでの退任を発表したばかり。精神的な影響を懸念する声もあったが、前半4分に山下諒也が幸先良く先制点を奪ってリズムを掴むと、同19分に福岡将太、同33分にも安部柊斗が追加点。後半14分にデニス・ヒュメットが4点目を決め、敵地・旺角スタジアムに集まった約500人のG大阪サポーターの声が響いた。
さらに大きな歓声が轟いたのは後半30分だった。右CBの三浦弦太がペナルティエリア内に斜めのパスを送ると、4−2−3−1のトップ下として出場していた名和田が反応する。「本当に今日はゴールを取りたいと思っていた」という19歳は、浮き球を鮮やかにコントロール。対峙する相手DFに揺さぶりながらシュートスペースを生み出し、「迷いなく振れて良かった」と右足から放った豪快なシュートを逆サイドネットに突き刺した。
■「いい笑顔や ガク、ガンバに来てくれてありがとう」
2023年のAFC U-17アジアカップで得点王と大会MVPに輝き、争奪戦の末に神村学園高校からG大阪に加入したが、公式戦出場5試合で無得点にとどまっていた。ようやく生まれた“至宝”のプロ初ゴールに、SNS上には「名和田ガンバ初ゴールアツすぎ」「いい笑顔や ガク、ガンバに来てくれてありがとう」「上手いなぁ。若い時の宇佐美を彷彿とさせるキレのある動き、振りの早い脚から放たれる鋭いシュート」「名和田伝説の幕開けを見れたことは最高だな 敬斗を思い出す」「未来感じる一発やったし、ここから一気に飛躍しそうでワクワクするわ」などの声が寄せられた。
試合後のフラッシュインタビューで「苦しい時期が続いた」との思いも吐露した19歳。まだ1点だが、この1点が彼に与えるものは大きいはず。アジアの舞台で自信と経験を積んだ名和田の今後の覚醒が期待される。



