G大阪・奥抜侃志がJ1初ゴール「今日は足を振ろうという感じで入った」
明治安田J1第36節最終日(9日、G大阪1-1神戸、パナスタ)G大阪のMF奥抜侃志(26)が先制点を奪った。
オンフィールドレビューを挟む長い中断の後、FW食野に代わってピッチに入った奥抜が投入後すぐに結果を残した。中央でボールを受けたFWジェバリを見て左サイドから中央へ走り込み、縦パスを受けると反転。勢いよく右足を振り抜き、ゴール左隅に沈めた。「ジェバリに(相手DFが)タイトに来ているのをベンチで見ていたので、ジェバリの裏は意識していた。狭いところでボールを持つのは得意なので、そこでうまく違いを作った」と振り返った。
今季ニュルンベルクから新加入の奥抜はこれがJ1初ゴール。左足の手術を伴う大けがを乗り越えてホームのサポーターの前でネットを揺らした。「コンディションが思うように上がってきていたので、あとはうまく足を振れればチャンスが見えてくると思っていた。今日は足を振ろうという感じで入って、それがうまく(ゴールに)入ってくれた」と語った。



