【ACL2】G大阪3連勝 巨人軍団に走力と技術、組織力で3発快勝
◇ACL2 1次リーグF組第3節 G大阪 3―1 ナムディン(2025年10月22日)
G大阪が巨人軍団を一蹴した。ナムディン(ベトナム)に3発快勝。開幕3連勝を成し遂げ、1次リーグ突破に大きく前進した。
「身長差はコントロールすることができない。でも我々も相手がコントロールできない部分を持っている」。ダニエル・ポヤトス監督が口にしていたようにベトナム国籍外選手を多数擁するナムディンのスタメンの平均身長は1メートル81。FWイッサム・ジェバリ(1メートル86)やMF美藤倫(1メートル80)、DF三浦弦太(1メートル83)を起用しても約5センチ差もあった。
だが身長差は走力と技術、組織力で上回った。相手DFラインと中盤の中間ポジションで複数人がポジションを取り、何度も縦パスを引き出した。そしてポケットと呼ばれる敵陣エリアの角を取る動きも多くみせた。前半12分には4人が絡んで美藤が右クロスを合わせて先制点。後半7分にはカウンターからMF山下諒也のクロスをジェバリが右足で合わせてリードを拡げた。同44分のオウンゴールで試合を決定づけるなど地上戦で翻弄した。
試合終了間際に1点を返されたが、5失点大敗したリーグ柏戦の悪夢は払拭。再び公式戦連勝を重ねていく。



