年間入場者新記録の一戦で…G大阪指揮官「自分の判断。選手信じた」ハーフタイムにシステム変更せず

◇明治安田J1リーグ第34節 G大阪 0―5 柏(2025年10月18日 パナスタ)

20年11月の川崎F戦以来となる5点差負けを喫したG大阪ダニエル・ポヤトス監督が全面謝罪した。この日は3万282人が集い、クラブ史上初めて年間入場者数50万人突破。その中でハーフタイムと試合後サポーターから大ブーイングを浴び「大変申し訳なく思う。全責任は自分にある」と憔悴しきった表情で振り返った。

普段は丁寧に応じる質疑応答も言葉少な。「早くボールを奪い返す流れにしたかったができなかった。得点を決められて難しい状況になった。後半はマンツーマンにいくように指示したが、4点目を決められて、さらに難しくなった」。3点ビハインドの展開でもハーフタイムでシステムもメンバーも変更させなかったことは「自分の判断です。やってくれると思って送り出した。選手を信じた」と説明し、3バックで臨んだことも「それも自分自身の判断です。ああいう形で出たので間違えたのかもしれない」と言葉を絞り出すのが精いっぱいだった。

次戦は中3日でホームACL2ナムディン戦(ベトナム)。指揮官は「切り替えて次に向かう」と話した。

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