G大阪、約5年ぶりの「0―5」黒星 3バックはまらず、終始主導権握られ続ける 満員のゴール裏からは大ブーイング
◆明治安田 J1リーグ▽第34節 G大阪0―5柏(18日・パナスタ)
G大阪戦が5失点で、柏に完敗した。これで柏からは今季2連敗となった。
公式戦8試合連続負けなしで挑んだ上位との一戦だった。5日の前節・鹿島戦(メルスタ)では、ACL2も戦った過密日程の中で3バックのシステムを敷いた。首位の相手に0―0、内容としても好ゲームを展開して勝ち点1。流れをそのまま、この日もDF岸本武流、DF黒川圭介を両ウィングバックに置く3バックで戦った。
しかし、同じく3バックで戦う柏に得意のボール保持から主導権を握られると、なかなか前を向けない展開が続いた。前半7分、15分、19分と立て続けに失点。相手陣内に押し込んでも、組織的な守備の前にボールを奪われる苦しい展開を強いられた。続く後半も3バックのシステムを貫いて戦ったが、同6分に失点。同27分にはPKを献上すると、FW細谷真大に決めきられて5失点となった。
リーグ戦で同じスコアで敗れたのは2020年の11月25日の敵地、川崎戦以来。3万人を超えるサポーターが駆けつけた一戦だったが、容赦ない大ブーイングを浴びる結果となった。



