【ACL2】G大阪がアウェーでラチャブリ下して連勝 途中出場の安部柊斗と食野亮太郎が得点

<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)ラチャブリ(タイ)0-2G大阪>◇2日◇1次リーグF組◇第2節◇ラチャブリ

ガンバ大阪がアウェーでラチャブリ(タイ)に勝ち、開幕から2連勝でグループ首位を守った。

前半はホームのラチャブリに決定機を作られることになったが、24分にMFネゲバのカットインからMFアラディスが放ったシュートを、9月17日にイースタン(香港)に勝利した第1節に続いて先発したGK東口順昭が好セーブ。これで与えたCKからDFコリヌスに決定的なヘディングを許すも、再び東口が鋭い反応でストップした。

前半を0-0で終えたG大阪はハーフタイムにMF安部柊斗を投入。この交代が先制点につながった。

後半19分、DF黒川圭介が左から右足でクロスを入れ、DFがクリア。これを拾った安部が持ち直し、ペナルティーアークのすぐ外から右足を振り抜き、ゴール右上に突き刺した。直近の公式戦5試合で3点目と持ち前の得点力の高さを発揮しているボランチが、ACL2初ゴール。「ミドルシュートが足らなかったので意識した。自分の得点で勝てたことは良かったし、狙い通りだった」と胸を張った。

その後はチャンスを作りながらも決められない展開となったG大阪だったが、終了間際に途中出場のMF食野亮太郎が追加点を挙げた。同アディショナルタイムにペナルティーエリア内でパスを受けた食野が、鋭いターンでDFをかわして左足でネットを揺らして勝利を確実なものにした。

アウェーでの難しい戦いを制して開幕連勝としたG大阪は、同じく連勝したナムディン(ベトナム)を得失点差で上回り首位をキープ。公式戦7連勝と好調を維持して中2日で臨む首位鹿島アントラーズ戦(5日、メルスタ)に向けて安部は「チームは非常にいい状況。またアウェーで移動があって大変だが、この勢いをそのまま鹿島にぶつけたい」と力強く語った。

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