【ACL2】G大阪が消耗戦制して連勝発進 先制点のMF安部柊斗「シュート少ないと感じた」
◇ACL2 G大阪 2―0 ラーチャブリー(2025年10月2日 タイ)
G大阪は消耗戦を制し、開幕2連勝とした。敵地でラーチャブリー(タイ)に2―0。後半19分にMF安部柊斗が豪快なミドルで先制点を挙げ、試合終了間際にはMF食野亮太郎が今季公式戦初得点となる華麗な反転シュートを突き放した。
タイへの長距離移動に加えて気温30度弱、湿度は70%超。高温多湿の過酷な環境下で、さらに芝生の長さに苦しんだ。ポヤトス監督が「サッカーというものは何が起こるかわからないということも美しさの一つ。そこをどう選手が対応してくれるかが楽しみです」と話していた通り、前半はラーチャブリーに主導権を握られた。
だがGK東口順昭が好セーブでチームを救うと、後半はギアを上げた。後半開始から出場した安部は「シュートが少ないと感じていた。思い切って枠に飛ばすことを意識したら良いコースに飛んだ」。チームとしても推進力を出し、最後は地力の差を見せつけた。
公式戦7連勝で、次戦はリーグ鹿島戦(5日・カシマ)。再び長距離移動を伴う中3日の過密日程だが、安部は「またアウェーで大変だけど、この勢いをそのまま鹿島にぶつけたい」と気合。早くも首位叩きを見据えた。



