ガンバ大阪FW宇佐美貴史（32）が27日のアルビレックス新潟戦（パナスタ）でJ1通算300試合出場を達成する。

26日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。17日のアジア・チャンピオンズリーグ2（ACL2）イースタン戦で勝ち越しゴールを決め、23日横浜F・マリノス戦では角度のない場所から低弾道FKを決めて公式戦2試合連続得点中の宇佐美は、3戦連発を宣言した。記念すべき試合を控え「節目で結果を出そうとか、特にそういう思いを込めてやっているわけではないけど、そういう局面では決めてきたので、決められる気はする。300試合の試合で点を取って勝って、すごくいい思い出にしたい」と自らのゴールで祝うことをイメージした。

高校2年の09年5月にトップチームデビューし、ドイツでのプレーも挟んで迎える300試合を迎えるエースは、これからもサポーターの期待に応えるプレーを約束。「ワンプレーで心をつかむとか、見てて楽しいとか思わせるっていうのが自分のプレースタイルでもある。しっかり華のあるプレーをこれからも見せていきたい」と力強く意気込んだ。

新潟戦では、同じ“プラチナ世代”のメンバーとして、世代別代表でともに戦ったMF高木善朗との再開も楽しみにする。「個人的にすごく仲良くしていて、プライベートでも会ったりする仲。会えること自体が楽しみに思える同級生というのは善朗ぐらい」と、特別な存在との対戦を心待ちにした。

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