G大阪・黒川圭介とイースタン・大久保優がピッチで再会 関大で同級生の2人「感慨深い」「またこういう舞台に戻ってやれるように」/ACL2
アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)1次リーグF組(17日、G大阪3-1イースタン、吹田S)G大阪は4季ぶりに臨むアジアの舞台で初戦を制し、勝ち点3をつかんだ。この試合でG大阪DF黒川圭介(28)が先発フル出場。イースタンの1トップで出場したFW大久保優(28)とは関大の同級生で、ともにピッチに立って対戦を果たした。
黒川は左サイドバックでタッチライン際から何度もチャンスを作った。前半7分には斜めに走り込んでゴール前に侵入し、左足でシュートを放つ場面も。「3人目の動きが有効だと思っていた。イメージは共有できていた」と振り返った。大久保とは直接のマッチアップはなかったが「感慨深いですね。一緒にやった仲間とやれて。うれしい気持ちです」と語った。
大久保はチームが劣勢の中、序盤からロングボールに対してDF中谷、DF三浦の両センターバックと何度も競り合った。先制を許した直後の前半29分には三浦より先にロングボールを頭で触ると、左サイドでこのボールを受けたFWマルティンスがカットインして右足でミドルシュート。これがネットを揺らすスーパーゴールになった。
自身のシュートチャンスはなく「想像通りガンバさんが強くて、チャンスはほとんどなかった」と悔しさをにじませた。J3鳥取を23年に退団し、今月からイースタンでプレーする大久保。黒川と同じピッチに立ったことについて「大学時代に一緒に戦った仲間とこんな舞台でやれることはなかなかない。僕がもっと頑張ってまたこういう舞台に戻ってこれるようにやりたい」と決意をにじませた。



