【ACL2】G大阪に敗戦もイースタンの監督手応え「育てることが仕事」10代選手を多数登用

<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)G大阪3-1イースタン(香港)>◇17日◇1次リーグ東地区◇第1戦◇パナスタ

ガンバ大阪と戦ったイースタン(香港)は、粘りを見せながらも黒星スタートとなった。

前半28分にG大阪に先制を許しながらも、DFのロングボールを日本人FW大久保優が頭で流して前線へ。それを受けたFWジウ・マルチンスが、左から右足を振り抜いてビューティフル弾。アウェーで追い付く粘りを見せた。

しかし後半に退場者も出して2失点して惜しくも敗戦となった。

スペイン人のロベルト・ロサダ監督(48)は試合を振り返って「我々の選手たちはできることを全てやってくれた。J1チームを相手にアウェーで1点決めることはとても難しいこと。それをできたことは良かった。レッドカードで10人になってからは難しい展開だったが、結果については満足いくものだった」と選手の健闘をたたえた。

指揮官は、この試合で17歳のFWガオ・ミンハオを先発起用し、15歳GKホン・ヘイイン・アンスリー、17歳MFシャオ・ジョン、16歳MFウォン・フェイヤンをメンバーに入れたことにも言及。「私の仕事はACL2で勝つことではなく、選手を育てること。こういったビッグゲームを経験して、体感することが大事だと思っているので、これを糧にしてもらいたい」と、選手育成への強い思いを語った。

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