J1・G大阪・宇佐美貴史が勝ち越し弾でアジア初戦制す「蹴り込むだけだった」「いいシーンが重なるとゴールまでいける」

アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)1次リーグF組(17日、G大阪3-1イースタン、吹田S)G大阪は4季ぶりに臨むアジアの舞台で初戦を制し、勝ち点3をつかんだ。FW宇佐美貴史(33)が1-1の後半25分に勝ち越し弾を決め「コースも空いていましたし、蹴り込むだけだった」と振り返った。

ペナルティーエリア内で浮き球を受けたFWヒュメットが粘ってFWファンアラーノへ。アラーノは中央に走り込んだ宇佐美にボールを落とし、宇佐美はダイレクトで転がすようなシュートを放ってゴール右へ流し込んだ。「理想的なボールのスピードで落としてくれた」とアラーノに感謝し「粘ってくれたデニス(ヒュメット)だったり時間を作った中で入っていけた自分だったり、いいシーンが重なるとゴールまでいける」とうなずいた。

16日の前日会見でアジアのタイトルを「残りのサッカー人生で目標の一つ」と話し、強い意欲をにじませていた主将の一撃で勝利。公式戦4連勝を飾り「勝ちの流れを継続できたことも大きい。ホームでまだ2連戦(横浜FM戦、新潟戦)できるし、そこも全て勝って(アウェーの)タイ、鹿島とタフな戦いを全員で乗り切っていきたい」と語った。

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