【ACL2】G大阪がイースタン下し白星発進 後半の宇佐美弾、ヒュメット弾で決着
<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)G大阪3-1イースタン(香港)>◇17日◇1次リーグ東地区◇第1戦◇パナスタ
ガンバ大阪がホームでイースタン(香港)を下し、21年以来となるアジアの戦いで白星発進した。
G大阪は立ち上がりからボールを握り、セカンドボールも回収して攻撃を続ける展開。しかし守るイースタンをなかなか崩しきることができず、前半12分にFWイッサム・ジェバリ、FW満田誠、MFウェルトンの連係からゴールに迫った場面でもジェバリのシュートはDFにブロックされ、同26分にウェルトン、同27分にジェバリが左から狙ったシュートもゴールには届かなかった。
それでも同28分、ジェバリ、満田とつないだボールを、最後はウェルトンがゴール左からダイレクトでニアを抜いて先制。ようやく試合を動かした。
しかし直後の同29分には追い付かれてしまう。イースタンDFのロングボールを日本人FW大久保優が頭で流すと、これを受けたFWジウ・マルチンスが左から見事な弧を描く軌道でゴール右に決めて同点とした。
ホームで勝利が欲しいG大阪は後半にFW宇佐美貴史、FWデニス・ヒュメットを投入して攻勢を強める。同14分にDF黒川圭介のクロスをDF半田陸が合わせたドンピシャヘッド、同23分に宇佐美が左45度から狙いすまして放ったシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。それでも同23分、ゴール前での粘りから、最後はMFファン・アラーノのパスをゴール前の宇佐美が右足インサイドでコースを抜いて勝ち越しに成功した。
これで優位に立ったG大阪は、同28分にはヒュメットのスルーパスに抜け出したMF奥抜侃志がDFに倒されて退場を呼び込むと、それで得たFKをヒュメットが直接決めて3-1。宇佐美が「ホームとアウェーでチームが一気に変わるところがある。(相手のホームでは)レベルもクオリティーも一気に上げてくるので、ホーム戦は絶対に落とせない」と必勝を誓っていた一戦で、結果を出した。



