Jリーグは13日、2016年シーズンの開幕カードを発表。ガンバ大阪は新たなホームスタジアムに、鹿島アントラーズを迎える。

この両者は、昨年のヤマザキナビスコカップ決勝戦で激突。その際は鹿島が勝負強さを発揮し、3-0でG大阪を圧倒した。しかしリーグ戦では、ホーム＆アウェイともにG大阪が勝利を収めている。

今年の元日に天皇杯を戦ったG大阪は、18日から沖縄キャンプを行う。その後31日から始まる宮崎キャンプを経て、2月14日に新スタジアムのこけら落としマッチで名古屋グランパスと対戦。その翌週には、スーパーカップでサンフレッチェ広島と戦うことが決まっている。

天皇杯を制覇したG大阪は、FWリンスやMF明神智和といった選手が退団したものの、2015年横浜F・マリノスで躍動したMFアデミウソン、MF藤本淳吾を獲得するなど、Jリーグタイトル奪還へ向けて着々と準備を行っている。

対する鹿島は既にトレーニングを開始しており、18日から宮崎でトレーニングキャンプを実施。31日からはニューイヤーカップ宮崎ラウンドに出場し、アビスパ福岡、ジェフユナイテッド千葉、ロアッソ熊本と試合を行う。

鹿島は先日行われた新体制発表会見で、海外移籍が噂されていたMF柴崎岳が残留することを発表。チームの大黒柱である小笠原満男、湘南ベルマーレから獲得 したMF永木亮太らと激しいポジション争いが繰り広げられることになる。昨年ベストイレブンにも選出されたMF金崎夢生は退団濃厚とみられているが、現在 開催されているオリンピック最終予選を戦う日本代表GK櫛引政敏、MF三竿健斗をチームに加えるなど的確な補強を行っている。