イースタンがACL2・G大阪戦に向け会見 日本人FW大久保優は黒川圭介と大学同期「とても楽しみ」2戦2得点で大阪入り「乗っている感じはある」

J1G大阪は17日、アジアチャンピオンズリーグ2(ACL2)の第1戦を本拠地の市立吹田サッカースタジアムで迎える。対戦相手のイースタン(香港)が16日に前日会見を実施した。

【写真】前日会見に臨むG大阪・宇佐美貴史(左)とポヤトス監督

イースタンはリーグ戦が8月末に開幕したばかりで、14日に来日し15日から日本で練習を実施。昨季もACL2に出場し、同組の広島に2敗するなど1勝5敗で1次リーグ敗退を喫している。チームを率いるスペイン人のロサダ監督は「レベルが違うことも知っていますし、全てにおいて上にいる。ただ、小さいクラブでも大きなことを成し遂げられることを証明したい。とてもいいクラブだと覚えていただければ」と語った。

会見には日本人のFW大久保優も出席。大久保は東山高から関大を経て2020年にJ3鳥取に加入。23年限りで退団し、オーストラリアのクラブ2つを経て今年9月にイースタンに新加入した。「地元は京都ですけど、小さいころからガンバの試合を見ていた。自分の力を証明して勝てるようにやっていきたい」と気合十分。関大ではG大阪のDF黒川圭介とチームメートで、「大学で一緒にやっていて、プライベートでも遊んだりしていた。日本でも圭介と試合できるのはとても楽しみだし、負けないように、チームを勝たせることだけ考えて試合に臨みたい」と意気込んだ。

直近のリーグ戦で1トップとして出場し、得点を挙げるなど2試合に出場し2得点。「自分としても乗っている感じはある」と状態の良さを明かし、「ゴールを意識したプレーには自信がある。ゴールが見えたらどんどん(足を)振っていきたいですし、ゴール前じゃないところではキープだったり、そこも出していければ」と語った。

また、クラブは今月、2人目の日本人となるMF河野大翔を獲得。オーストラリアのクラブでプレーしていた河野は大久保の東山高の後輩で、大久保は河野について「ウインガーのポジションでドリブル突破やシュートの感覚を持っている」と説明した。

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