【湘南】山口智監督「マイナスで考える必要はない」降格圏内脱出へ新戦力に期待 31日Ｇ大阪戦
J2降格圏内の18位に沈む湘南ベルマーレ山口智監督（47）が29日、オンライン会見した。
リーグ11試合勝ち星なし（4分け7敗）の泥沼も、新戦力に期待を寄せており、31日の第28節・ガンバ大阪戦（レモンガススタジアム平塚）での挽回を誓った。
前節23日のファジアーノ岡山戦は0－1で敗戦。横浜F・マリノスと勝ち点25並び、得失点差でランクダウン。8季連続のJ1残留に黄色信号が点滅した。
5月11日の東京ヴェルディ戦以来の勝ち点3を再びつかむためには、リーグワースト2位の42失点の守備の立て直しも急務だろう。
26日にG大阪からDF中野伸哉（22）が来年1月末まで育成型期限付きで加入。加入3日目の新戦力には、指揮官も「素質を持った選手なので、本当にいい選手が来てくれたなと思う。力もすごく持っているし、いいマインドも持っている。そんなに緊張しすぎることもなくやれている」と好印象を示した。
中野、そして山口監督の古巣でもある12位G大阪とは前回5月3日にアウェーを戦い、0－4で大敗。今回は主将FW鈴木章斗（22）の累積警告による1試合出場停止も重なり、攻撃面でも不安要素が重なる。
しかし、指揮官が「また違った形で補いたい。次は（鈴木章）いないので、出ていないというのをマイナスで考える必要はない」と話すようにチームに下を向いている暇はない。
残暑のホーム戦で約3カ月半ぶりの勝利を届け、降格圏脱出を狙う。
