合計13発のG大阪Jrユース強力2トップ…FW坂井雄真はFW加賀野統とのコンビに自信「どのCBがきてもやれる」
[8.20 クラセンU-15 JFAアカデミー福島U-15 0-4 G大阪Jrユース 厚別サブ]
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ガンバ大阪ジュニアユースの強力2トップがこの日もゴールを奪った。1ゴール1アシストのFW坂井雄真(3年)はFW加賀野統(3年)とのコンビに「どのCBがきてもやれる」と自信を示した。
坂井と加賀野は昨年度の高円宮杯決勝でともに途中出場し、惜しくも日本一には届かなかったが準優勝を経験した。最高学年になった今季は「リーグとクラブユースと高円宮杯の3冠を目指している」と挑んでいる。
そうした中で坂井は「相性も良くなってきていて、自分と加賀野選手ならどのCBがきてもやれると思います」と胸を張り、「僕は背後に抜け出すタイプなので、もうひとりの加賀野くんが落ちて僕が背後にいくコンビネーションが結構効いている」と手応えを感じている様子だ。
8強入りをかけたこの試合でも2トップの関係性でゴールが生まれた。前半24分、右サイドに流れた坂井がゴールライン際から力強く中央に切り込んでパス。中にとどまっていた加賀野がトラップから右足を振り抜いてゴールネットを揺らし、「粘り強く最後までいくのも自分の武器だと思うので、最後に良い形でアシストできてよかった」と相棒の得点を演出したことに笑顔を見せた。
また、坂井自身もゴールを奪った。2点リードの後半8分、クリアボールに反応したMF藤井英翔(3年)がセンターサークル内からダイレクトで最終ラインの背後に落とす。「上手く意図が合っていた」と坂井。特長の背後への動きとスピードを生かしてボールを収めると、相手のプレスを受けながらもゴールに流し込んだ。
これで坂井は今大会7点目となり、得点王争いを継続中。ただ「チームの勢いが今結構あるので、そのおかげで自分が点を取れている」とチームメイトに感謝するとともに、「まだまだ決定機も外してしまったしもっと点を取れた」と満足する様子はなかった。
3冠に向けて「まずはクラブユースを取って勢いづけたい」と坂井。今大会6得点の加賀野とともにゴールを狙い続ける姿勢をを示し、「得点王と優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。



