絶好調のFC町田ゼルビアに連敗中のガンバ大阪が意地を見せるか。因縁の対決の見どころ #エキスパートトピ
8月20日のJ1リーグでFC町田ゼルビアがガンバ大阪をホームで迎え撃ちます。FC町田ゼルビアはリーグ戦でもクラブ新記録となる7連勝中で現在、4位。勝てば暫定ながら約4カ月ぶりとなる首位浮上の可能性もありますが、ガンバ大阪は直近2試合で連敗中。今季まだ3連敗がないガンバ大阪にとっては勝利が欲しい一戦です。昨年6月には勝てば7シーズンぶりの首位浮上となるはずだったFC町田ゼルビアとの直接対決でガンバ大阪は敗れていますが、ネタ・ラヴィ選手の移籍で新たな因縁も生まれたこの試合の見どころを探ります。
エキスパートの補足・見解
ガンバ大阪を退団したネタ・ラヴィ選手はFC町田ゼルビアでデビュー済み。FC町田ゼルビアではガンバ大阪でかつてプレーしたGK谷晃生選手や、昌子源選手も主力として活躍中。昨年の開幕戦では宇佐美貴史選手がスーパーな直接FKが決めて、ガンバ大阪がドローに持ち込んでいますがJ1での戦歴は過去、FC町田ゼルビアが2勝1分です。
公式戦で現在10連勝中のFC町田ゼルビアは、今のJ1リーグで最も勢いがあるチームですが、チーム得点王でアシストも最多の相馬勇紀選手が出場停止。一方でガンバ大阪は安部柊斗選手とイッサム・ジェバリ選手、山下諒也選手の3人が出場停止という苦しい状況です。
勝利のカギは先制点。FC町田ゼルビアは7連勝中、全て先制点を決めているのに対して、ガンバ大阪は今季、リーグ戦で手にした10勝のうち、逆転勝ちはわずかに1。堅守を誇るFC町田ゼルビアを崩し切るのは簡単ではありませんが、宇佐美選手の輝きに期待です。
ガンバ大阪の三浦弦太選手は「アウェイで暑い中での試合になるが、相手も同条件。自分たちが甘さを見せることなく、走ること、戦うことは町田相手に特に必要になる」と話しています。
熱く、激しい試合になるはずです。



