日本代表MF中村敬斗の飼い殺し阻止&移籍許可を求める「FreeKeito運動」が広がる! スタッド・ランスへ「彼にふさわしいリーグが必要」と直接要望も
フランス2部リーグが現地8月11日にシーズン開幕戦を迎えた中、サッカー日本代表MF中村敬斗のスタッド・ランスからの“解放”を訴える声がSNS上にあふれている。
■【画像&投稿】日本代表MF中村敬斗の「FreeKeito運動」が広がる!「また彼の笑顔が見られますように」「彼にふさわしいリーグが必要」の声
J1ガンバ大阪からオランダ、ベルギー、オーストリアでのプレーを経て、2023年8月にスタッド・ランスに加入した中村は、加入2年目の2024−25シーズンにリーグ戦32試合で11得点をあげる活躍。シーズン中から、さらなるステップアップが期待されていた。そして、チームが2部降格となったことで移籍が確実視されたが、スタッド・ランスは2028年6月まで契約が残る中村の残留を要望し、移籍の噂が飛び交う中でクラブのジャンピエール・カイヨ会長が「売却不可」を宣言する事態となった。
クラブ側としては、伊東純也がベルギー・ゲンクに移籍した中、1部復帰へ向けて中村が必要な戦力であることは間違いないが、中村個人にとって今季はワールドカップ前年の重要なシーズン。日本代表でも“違い”を見せている男の実力が、フランス2部リーグに相応しくないことは明らかだ。
そして、移籍を希望する中村と“残留強要”のクラブとの関係性悪化が指摘され、2部リーグ開幕を迎えても“進展なし”の状況が続く中、SNS上には「#FreeKeito」の投稿が広がり、次のようなコメントが寄せられている。
「中村敬斗の人生が掛かってる重大事であると共に、日本代表の今後にも関わってくる案件です!」
「彼のキャリアのためにも移籍許可を出してあげて」
「早くサッカーに集中できる様になってほしい」
「W杯へ向け、彼には才能に見合う舞台が必要です。スタッド・ランスは敬斗の移籍を認め、挑戦の場を与えるべきです」
「普段見るだけで投稿はしたことなかったのですが、あまりにも心配で勢いでポストしてしまいました。彼もご家族も辛い思いをしていると思います。敬斗くんを解放してあげてほしい。どうか皆さんの思いが伝わりますように また彼の笑顔が見られますように」
■「親愛なるスタッド・ランスへ」
SNS上には中村の現状と未来を心配する声があふれており、その中には「親愛なるスタッド・ランスへ」と題して、クラブの公式SNSに「私はスタッド・ド・ランスが大好きです。でも、昨季11ゴール2アシスト、日本代表のスターである中村敬斗には、最高の舞台が相応しい。ワールドカップの前に、彼に相応しいリーグが必要です。」と直接要望する声もある。
中村は現在25歳。まだまだ選手としてのピークは先にあるが、限られた現役生活の中での、この1年は非常に重要であり、ここまでの中村の成長を見届け、応援してきた多くのファンが、フランス1部リーグ、もしくは他のトップリーグへの移籍を求めている。
開幕戦はメンバー外となった中村。このまま“飼い殺し”は、中村にとってはもちろん、スタッド・ランスにとってもマイナスになるはず。はたして、ファンの願いは届くのか。問題の早期解決と、中村の笑顔でのプレーを日本中が待っている。



