サッカー 釜本邦茂氏が死去 大阪府内の病院で肺炎のため 81歳 日本サッカー協会が発表
日本サッカー協会(JFA)は10日、元副会長の釜本邦茂氏が大阪府内の病院で死去したことを発表した。81歳だった。
釜本氏はかねてから病気療養中だったという。通夜、告別式については近親者のみで執り行われる予定となっており「詳細はひかえさせていただきます」と発表。後日、お別れの会を開く予定だという。
釜本氏は1944年4月15日生まれで、京都市出身。早大在学中の64年から日本代表として活躍した。国際Aマッチ76試合で75得点をマークし、68年メキシコ五輪では得点王に輝き、日本の銅メダル獲得に貢献。“世界の釜本”と称される。
Jリーグの前身・日本リーグではヤンマーをけん引し、251試合202得点。1985年に引退し、93年のJリーグ発足時にはG大阪の初代監督に就任した。95年から参院議員を務め、2005年に日本サッカー殿堂入りを果たした。



