G大阪、Sランス戦に向けて練習を公開 ポヤトス監督はGK一森純を起用しないと明言「全員に時間を」
J1のG大阪は1日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間練習を公開した。2日に行われる親善試合、フランス2部Sランス戦(パナスタ)に向けてダニエル・ポヤトス監督が取材に応じ、「いい練習試合にして、次につなげていきたい」と意気込んだ。
現在チームは、リーグ戦でC大阪、川崎と連勝中。「いいガンバが出てきているなと思っている。負傷者も帰ってくるとローテーションも組めて休みも選手たちに与えながら進めていける」と天皇杯こそ敗退したが、今後のリーグ戦で上位に食らいついていくため、流れを継続させるために大いに意味を持つ一戦となる。
その中で、指揮官はここまでリーグ戦全試合にフル出場しているGK一森純を起用しないことを明言。GK東口順昭も離脱中の今、17歳の荒木琉偉と20歳の張奥林で1試合を戦う構えだ。「若いタレントが要求される場でどう表現してくれるかを見ていきたい。全員に時間を与えてあげたいという気持ちがありますし、公式戦も頭に掲げながら準備していきたい」と、MF奥抜侃志ら復帰組も含めて15人の交代枠も十分に使っていく。相手のことをパワーがあるチームと警戒したが、「ポジションを取ったりなどの頭の回転を早く、頭の良さで戦っていきたいところと、プレースピードを締めていきたい」と、日本流、ガンバ流のサッカーで白星を挙げる。



