川崎Fが小林悠の今季初ゴールで先制も…倉田秋の得点で追い付いたG大阪、ヒュメット決勝弾で逆転勝利!!
[7.20 J1第24節 G大阪 2-1 川崎F パナスタ]
J1リーグは20日、第24節を行い、パナソニックスタジアム吹田ではガンバ大阪と川崎フロンターレが対戦。2-1の逆転勝利を収めたG大阪が2連勝を飾った。
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ホームのG大阪は5日の第23節C大阪戦(○1-0)から先発3人を入れ替え、FWウェルトン、FW宇佐美貴史、MF鈴木徳真らを先発起用。一方、DF高井幸大がトッテナム、FW山田新がセルティックに新天地を求めた川崎Fは前節鹿島戦(○2-1)から先発3人を変更し、FW小林悠、FWマルシーニョ、DF佐々木旭らがスターティングメンバーに名を連ねた。
前半9分に試合を動かしたのはアウェーの川崎Fだった。MF山本悠樹のロングパスを右サイドで受けた小林が、後方から駆け上がったMF伊藤達哉に預けて自らはPA内へと走り込む。伊藤のリターンパスを受けた小林が右足のシュートでネットを揺らした。小林にとって、嬉しい今季リーグ戦初ゴールとなった。
さらに29分にはDFファン・ウェルメスケルケン・際の浮き球のパスから右サイドに抜け出した伊藤がGK一森純の注意を引き付けてラストパスを供給。小林が右足で合わせたシュートはDF三浦弦太に当たりながらもゴールマウスに向かうが、必死に戻った一森に阻まれて追加点とはいかなかった。
すると、45+3分にG大阪がカウンターから試合を振り出しに戻す。MFネタ・ラヴィから右サイドでボールを呼び込んだ宇佐美がクロスを送ると、相手選手の中途半端になったクリアのこぼれ球をMF倉田秋が拾う。PA内から放った右足のシュートでゴールを陥れ、スコアを1-1とした。
G大阪が追い付いて後半を迎えると、8分にスルーパスからPA内に侵入したFWエリソンが強烈な左足のシュートを放つも、一森に弾き出されてしまう。
すると、12分にG大阪が試合をひっくり返す。MF鈴木徳真が自陣から送った鋭い縦パスをウェルトンが受け、右サイドから運んで中央に送る。ニアサイドに走り込んだ宇佐美がスルーすると、後方に構えるFWデニス・ヒュメットが右足のシュートを叩き込んだ。
逆転を許した川崎Fは25分、MF大関友翔のスルーパスからPA内に持ち込んだエリソンが右足でフィニッシュ。しかし、好反応を見せた一森の右足に阻まれ、42分にFW宮城天がPA内左から放ったシュートも一森に弾き出されるなど、同点ゴールは生まれず。逃げ切ったG大阪が2-1の逆転勝利を収めた。



