ノーモア京都戦…G大阪指揮官「心が痛かった。もう絶対に起こさない」5日C大阪戦
G大阪は5日、大阪ダービーでセレッソと対戦する。3日は吹田市内で非公開調整。前節・京都戦での1―3の惨敗を受け、ダニエル・ポヤトス監督は「もう絶対にこういうことを起こさない」と強い気持ちを求めた。
何よりも悲しかったのが失点後のリアクションだった。前半25分までに2失点。3失点目を喫した後には下を向く選手もいた。「諦めてしまったというか…チームが沈んでしまった。あの姿を見て心が本当に痛かった」。先制された試合は今季リーグ14試合全て勝ちなし。逆転勝ちのない現実が、必要以上に重くのしかかっている。
DF中谷進之介は「ベーシックな部分はやらないといけない」と昨季4位の原動力になった見せた粘り強く戦う姿勢を説く。大阪ダービーで問われるのは技術や戦術以上に、メンタルと集中力。指揮官は「一つ一つ“これが最後のアクションだ”と思ってやること」と1プレーへの執着を強調し、中谷も「個々がそこで上回れれば結果は付いてくる」と続いた。守備戦術の整備にも着手したという。
必要なのは勝利、そして、どんな状況下でも失わない闘争心だ。大阪ダービーではチームとしての覚悟が問われる。



