G大阪指揮官「これ以上は口を開かない方が良い」スコア以上の完敗にショック隠せず

◇明治安田J1第22節 京都 3―1 G大阪(2025年6月28日 サンガS)

G大阪のダニエル・ポヤトス監督も完全白旗を揚げた。「京都が全体的に上回っていた。謝りたい」。3失点以上の完敗を認めた。

試合開始から相手の圧力を受け、前半17分にスローインの流れから失点。GK一森純も「緩さが出てしまった。ああいうプレーが本当に勝負の肝になる。ちょっと(気が)抜けた感じがあった。もったいない失点でした」と悔やんだが、チーム総走行距離は京都よりも10キロ以上も少なく、総スプリント回数は22回も下回った。攻撃も後半開始からシステムと選手を変更して打開しようとしたが再現性のあった京都に対し、個人のアイデア重視だったのは否めない。

指揮官は「これ以上は口を開かない方が良い。責任を感じながら、前に進みたい」と自ら“会見打ち切り”ことを進言。7月5日には最大のライバルであるセレッソとの大阪ダービーを控える。「頭を切り替えてやっていくしかない」と気丈に話すが、あまりにも現状の力差を見せつけられるショッキングな敗戦だった。

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