去就はどうなる? まもなく契約満了を迎える海外日本人(4)39歳の大ベテラン! 欧州4部で奮闘する元日本代表

6月も後半に入り、移籍の話題も増えてきた。とくに、今月いっぱいで契約が切れる選手の去就は気になるところだ。そこで今回は、6月末で契約満了を迎える海外クラブ所属の日本人選手をピックアップして紹介する。※情報は24日時点。成績は『transfermarkt』を参照

DF:丹羽大輝(にわ・だいき)

生年月日:1986年1月16日

所属クラブ:アレナス・クルブ(スペイン)

24/25リーグ戦成績:5試合0ゴール0アシスト

契約期間:2025年6月30日まで

Jリーグで6クラブを渡り歩いた丹羽大輝は、現在スペインのアレナス・クルブでプレーしている。

2004年にガンバ大阪のユースからトップチームへと昇格した丹羽大輝は、徳島ヴォルティスや大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)へのレンタル移籍を経て、2008年に加入したアビスパ福岡でブレイク。CBのレギュラーとしてチームのJ1昇格に貢献するなど、在籍した3シーズン半で公式戦117試合に出場した。

2012年からは古巣G大阪に復帰し、2014年には国内3冠に大きく貢献。翌年にはリーグ戦全試合フル出場を果たし、サッカー日本代表にも選出されるなど、Jリーグ屈指のCBとなった。

2017年から所属したサンフレッチェ広島、2018年に移籍したFC東京でも存在感を示し、ベテランの技を見せ続けた丹羽は、2021年からスペインにプレーの場を移している。

FC東京から加入した4部相当のセスタオ・リーベル・クルブでは、21/22シーズンにリーグ戦26試合に出場。このシーズンはリーグ2位となり、3部昇格まであと一歩まで迫る躍進ぶりで、丹羽はその原動力となった。

現在は、セスタオと同じ4部相当のアレナス・クルブに所属している丹羽だが、今季はリーグ戦5試合の出場に留まっている。昨季が同31試合だったことを考えれば、衰えを感じずにはいられない。今月末でアレナスとの契約が切れる39歳は、どのような決断を下すだろうか。

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