中村敬斗、今夏去就は「どうなるか…」。パナスタ凱旋試合となるインドネシア戦での活躍も誓う
スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗がリーグ・アンでの日本人選手最多ゴール達成や、今夏去就、そしてかつての本拠地で久々となる一発への意欲を語った。
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コアメンバーの多くが招集見送りとなるなか、その常連メンバーから継続参加の中村。スタッド・ランスでの2年目だった今季はリーグ・アン32試合で11ゴールを決め、前シーズンの日本代表MF南野拓実がモナコでマークした9ゴールを上回って日本人選手の同リーグ最多得点記録を更新した。
「去年、南野選手が9点で日本人の歴代最多得点というなかで、得点を重ねて近づくにつれ、超えたい目標でした。それをこうして11点で超えられたので、すごく嬉しいですね」
そう胸を張った24歳は「オーストリアリーグで二桁取っても世間的にまだ認められていない感じで、5大(リーグ)のフランスでまた二桁取れば認めてもらえるかなというのが自分のなかにありました」といい、「2シーズン目で二桁取れて、他のチームだったり、徐々に知ってきてくれたかなと思う」と続けた。
チームとしては残念ながら昇降格プレーオフの末にリーグ・ドゥ降格と厳しい結末となってしまったが、中村個人としては飛躍の1年に。現地でも注目どころとなる来季の去就を巡っては多くを口にせずも「どうなるか。残留するのか。もちろん、移籍の可能性はあると思う」と述べている。
そんな中村だが、10日のインドネシア戦はガンバ大阪時代に慣れ親しんだパナソニック スタジアム 吹田(市立吹田サッカースタジアム)が舞台。「もちろん、出たいですね。出たらまたパナスタでゴールを取る姿をイメージして頑張りたい」と特別な一戦と位置づけ、「懐かしくて楽しみです」と心を躍らせた。
また、「成長した姿を見せたい? そうっすね。ガンバのときから考えれば6年ぐらいプレーしていないので、出場したときはいい姿を見せられたらなと思っています」と活躍を誓った。



