スタッド・ランスで2ケタ得点のMF中村敬斗 来季2部降格で「移籍の可能性もある」
日本代表MF中村敬斗(24=スタッド・ランス)が、今季リーグ戦11ゴールに自信を深めている。
日本代表は9日、北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦(10日)へ向けて会場のパナスタでトレーニング。練習後の取材対応で中村は、フランス1部リーグ初の日本人2ケタ得点者になったことに「個人としては結果を残せた。去年、南野(拓実)選手が9点で日本人の歴代最高得点だったので、そこに近づくにつれて超えたい目標になった。それを超えられたのはすごくうれしい」と胸を張った。
オーストリア1部LASKリンツ時代の2022―23年シーズンには14得点をマークしたが、5大リーグの一つで結果を残せたことへの意義は大きい。「オーストリアリーグで2ケタ取っても、世間的には認められていない感じだった。5大リーグのフランスで2ケタ取れば、認めてもらえるというのはあったので、(Sランス)2シーズン目で取れた。他のチームだったり、(自身を)知ってくれているのかなという感じはある」
Sランスは来季2部に降格することになり、結果を残した中村へ関心を示す欧州内のクラブも少なくない。本人は「どうなるか。残留するのか。移籍の可能性もある」と語るにとどめた。また、古巣・G大阪のホームで行うインドネシア戦に向けては「出場したらゴールをイメージして頑張りたい」と意気込んだ。



