森保JAPAN・中村敬斗 パナスタ凱旋弾「取りたい」 かつてのホームで「みんなに良い姿を見せたい」

サッカー日本代表(FIFAランク15位)は10日に26年W杯北中米大会アジア最終予選の最終第10戦インドネシア(同123位)戦に臨む。9日は試合会場のパナソニックスタジアム吹田で全体練習を行った。

【写真あり】日本代表、インドネシア戦へ試合会場で最終調整 遠藤ら全24選手が軽快な動き

報道陣に公開された冒頭15分間ではジョギングやストレッチ、ロンド(鳥かご)で調整。負傷離脱したDF町田浩樹(27=サンジロワーズ)、DF渡辺剛(28=ヘント)、MF熊坂光希(24=柏)を除く招集全24選手がピッチで最終調整した。

19年夏までG大阪でプレーしたMF中村敬斗(24=スタッド・ランス)にとって、会場はかつてのホーム。6年ぶりの“凱旋”試合に向けて「またパナスタでゴールを取る姿をイメージして頑張りたい。懐かしくて楽しみ。みんなに良い姿を見せたい」と決意を語った。

今季、クラブでは降格の憂き目を味わったが自身はリーグ戦で11得点をマーク。「個人として結果を残せた。フランスで2桁取れたのは自信になる」と振り返った。

今回の2連戦では前回3月から14人が入れ替わり、7人が初招集。「今回招集されたメンバーの中だと(自身は)代表に選ばれている方だとは思うが競争は競争」と、すでに出場権を獲得しているW杯へのサバイバルを見据え気合を入れ直した。

5日の敵地・オーストラリア戦は後半19分から出場したものの、チームは0―1で今大会予選で初黒星。「あまりシュートまでいけなかった。前回(昨年10月のホームでの対戦)以上に引いてきた気がして大変だった」と反省した。インドネシア戦に向けては「ゴール前までは持っていけると思うので、選手個人の質」と強調。「チャンスがあれば取りたい」と凱旋ゴールに意気込んだ。

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