G大阪・ポヤトス監督は鹿島の“個”を警戒も「どんなチームでも我々は勝てます」
G大阪は30日、非公開で鹿島戦を前日に控えた練習を行い、ダニエル・ポヤトス監督(46)が取材対応した。
ポヤトス監督は鹿島の強さについて「鹿島はこちらのエラーや隙があったらそこを必ず突いてくる。レオセアラ、鈴木優磨、チャヴリッチ、三竿…そういったタレントが相手チームがエラーを起こしたところ許さない」個々の選手の勝負強さを挙げた。それでも「僕たちもどっこいどっこい、五分五分だと思っています。どんなチームでも我々は勝てます」と前半戦最後の試合で後れを取るつもりはない。
また、FW宇佐美貴史(33)は鬼木監督に代わったチームでも「ベースは鹿島のままというか。監督が代わってサッカーが変わったというよりは鹿島のベーシックなところは変わっていないと思います。球際でファイトできるとか、個がしっかりしてるとかいうところです。別に川崎Fでやっていたようなサッカーでは全くないと思いますし、並びも違う」と鹿島の強さを分析。その上で一度は逆転した前節の川崎Fを挙げて「しっかり勇気をもってボールを保持することを選べば、ああいうサッカーもできるし、点も入る」と振り返った。リードして追いつかれた試合になったが「このままいけば勝てるというところで精神的なブレーキをかけてしまうところが欠点というか…。3点目、4点目を本当の意味で狙いに行っているかどうか。そこの精神的なところはチームの勢いにすごく関わってくる」と追加点が欲しかったと話した。
「今シーズン失点も多い中で、点を取りに行くべきなのか?」と問われた宇佐美は「取りに行くべきだと思います」とキッパリ。前半戦を終える19試合目となるが「節目だからとか関係なく、どの試合でも勝ちを目指すところは変わらずやりたい」と必勝を期してパナスタのピッチに立つ。



