Jリーグ最強のMFは誰だ!? 能力値ランキング19位。さすが欧州の猛者! 気配り上手なタレント

明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、中盤を本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)

19位:ネタ・ラヴィ

生年月日:1996年8月25日

所属クラブ:ガンバ大阪

能力値:76(攻撃力75、テクニック85、スピード60、パワー80、守備力80)

スペシャリティ(特殊能力):卓越したプレービジョン

攻守両面でプレーのスケール感があり、ボールに関わるプレーでは無類の強さを誇る。ポジショニングもよく、試合の流れをしっかりと観察しながら的確に動いて、守備でスペースを埋めたり、攻撃で相手の嫌なところに立ったりしていることが伝わってくる。オンでもオフでも、一つひとつの動きに説得力のある選手だ。

デュエルでボールを奪う能力はJ1でもトップレベルで、強さ、技術の両面で、さすがイスラエル代表というクオリティを見せてくれる。パスの正確性もトップレベルであり、受け手に正確に通すだけでなく、前向きにボールを持たせるシーンが多く見られるのは次の流れまで考えた気配りだろう。

強いてウィークをあげるなら、カバーエリアがそれほど広くはないことで、チャンスで全体が前がかりになった直後のカウンターや周りの選手のミスまでカバーすることは難しい。そこは昨シーズンまで所属していたダワンとは違うところだ。

それだけに、鈴木徳真など相棒のボランチといかに中盤のエリアを共有して、うまく補完関係を構築するかが生命線となる。

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