J1・G大阪・黒川圭介、2得点に絡む奮闘も終盤のクリアミス悔やむ「申し訳ない」
明治安田J1第17節第1日(17日、神戸3-2G大阪、ノエスタ)関西勢同士の対決は神戸が制した。G大阪のDF黒川圭介(28)は1得点1アシストと奮闘するも、失点に絡んだ終了間際のプレーを悔やんだ。
センセーショナルな活躍も、勝ち点3には届かなかった。黒川は「最後に試合を壊して申し訳ない。取り返すしかない」と言葉を絞り出した。
1点を先制された後半11分に押し込んだ左サイドでボールを受けると、神戸DF酒井を振り切ってラストパス。倉田のゴールを引き出した。再度勝ち越された同28分にはペナルティーエリア内で切り返し、右足で痛烈なシュートを決めた。
経験豊富な酒井を局面で上回る活躍だったが、2―2の試合終了間際にゴール前で自身のクリアミスを拾われ、MF佐々木のクロスからFW大迫に頭で決められた。痛恨の失点につながるプレーに、試合後は涙を流す場面もみられた。攻撃面でチームの希望になった黒川は「最後の失点の場面は守り切る、割り切るところだった。自分のクリアミスが間違いなく原因」と自らに矢印を向けた。



