【国内サッカー ニュース】6日、明治安田J1リーグ第15節が開催され、埼玉スタジアム2002では浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。

●【動画】試合ハイライトはこちら｜浦和vsG大阪｜山下諒也のゴールを守り切ったG大阪が敵地で浦和を下す

5連勝中の浦和レッズがホームにガンバ大阪を迎えた。

その浦和に早々にアクシデントが襲う。4分にクロスに飛び出してジャンプしてキャッチしたGK西川周作が足を痛め、ピッチに座り込む。一度はプレーに戻るもその直後の9分に交代となってしまった。それでも好調な浦和はアクシデントを跳ね除けようと攻勢に出る。25分にはマテウス・サヴィオと渡邊凌磨を中心としたパスワークからゴールに迫っていった。

反対にG大阪がチャンスを作り出したのは35分。ルーズボールの争いで前に出た山下諒也がドリブルで運び、折り返したボールに食野亮太郎が合わせたが、枠を捉えたシュートは浦和の石原広教のブロックにあい、先制点とはならなかった。さらに40分には敵陣で奪ったところからビッグチャンスを作る。鈴木徳真が高い位置で引っかけ、そのまま入れたクロスはクリアされるが、そのボールに反応した満田誠が左足で強烈なシュートを放つ。しかし、これもGKの好セーブにあった。

前半の終盤にセットプレーからのチャンスを決め切れなかった浦和は、後半もキックオフ直後にチャンスを作り出すが、マテウス・サヴィオのシュートはゴールマウスを捉えられなかった。

そんなゲームが、ついに53分に動く。左サイドの深い位置で受けた宇佐美貴史のリターンをパスを食野亮太郎が右足でファーサイドにクロスを送る。これに合わせたのは山下諒也。巧みなヘディングシュートで流し込み、欲しかった先制点を手に入れた。さらにG大阪は、62分に左サイドで多くの人数をかけながら細かくパスをつなぎ打開する。最後は食野亮太郎が右足で狙ったが追加点とはならなかった。

ホームで負けられない浦和は途中出場の中島翔哉が攻撃にアクセントを加え、68分には決定機を作り出す。右サイドを抜け出し折り返したボールにマテウス・サヴィオが飛び込んだが、うまく足にミートせず同点ゴールは決まらなかった。

そのまま、ゲームはG大阪の1-0で終了。アウェイで3連勝を飾ったのに対して、浦和の連勝は5でストップした。

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